2018年1月5日金曜日

CFA Level2 合格&その勉強法

昨日CFA level1,2の結果発表があり、無事合格できた。自分自身もいろいろな人のブログを見たりして参考にさせてもらったので、例によって自分なりの方法を書いておく。ちなみにレベル1バージョンはコチラ
【勉強開始】
勉強開始は結局2月。当初、12月に受験して12月・1月の発表前の間にレベル2のことを少し勉強しようと思っていた。この点Schweserが素晴らしいプログラムを出していて、1月いっぱいくらいの間、Book1だかを無料で見られることが出来た。それを使って勉強しようと思っていたが、結局他で手がいっぱいで回らず。そして1月のレベル1合格発表で、正直落ちたと思っていたので合格を知ってあわてて勉強を開始した。
例によってまずは敵を知るべく問題形式を調査。レベル1はとにかく色々な問題が1問(たまに2問)ランダムで出てくるのに対し、レベル2だとアイテムセットと呼ばれる形式で、1セット6問からなる大問が10コある、ということを知る。一応それぞれ独立している問題とは言え、ここでの難しさは、苦手な分野が出るとまるまる6問落としうるということ。なので「PFは出ないだろうし出ても少ないだろうから捨てるか・・・」とかやってて実際出ると結構きついことになる。そんなこんなで勉強開始。
時間がなくて手が回らないことを予想し、Practice Examが一冊(試験3セット)のみのセットを購入。
【勉強のスタイル】
レベル1の勉強で後悔したことがある。それは、なんでもかんでもノートにまとめること。ネットで勉強法を探すとノートにまとめるのがお勧めとみんな言っているが、自分にとっては時間の無駄でしかなかった。まとめるのは、最後に練習問題をやってわからなかったところ、うろおぼえだったところ、何度やっても覚えられないところ、とかで良いと思う。
ということで、読んで線を引いて次の日にそれを見る。あるいは、トピックに関する単語をエバーノートに書いておいて、後で見てどういう問題・解き方だったかを思い出す、というようなスタイルをとった。例によって2-3週間で1冊のイメージ。平日の朝・昼休み・帰宅後、という感じで出来るだけ時間をとった。最初時間を測っていたが途中で止めてしまった。
一応日本語のテキストは下記のがある。買ってみたが、レベル1の時程は使わなかった…が、やはりどうしても英語でしっくりこないところは読んでおくと理解が早まる。12月にレベル1受ける人は12月・1月でこれを読んでおくといいかもしれません。もう古いところも多少あるけどそれでもこの程度の金額で今後の学習が加速するならCFA的には安いと思う。
CFA受験ガイドブック「レベル2」
【練習問題へ】
テキストを終えたのがたぶんゴールデンウイーク前半。2chとかアナリストフォーラムなんかでは、4月から過去問をやってる人とかもいてかなり焦った。で、SchweserのPracticeExamとCFAIのMock両方を全て終わらせるつもりでやったが、本当にぎりぎり(数日前?)でやっと一周した記憶がある。そして一度も7割を取れず、とにかく焦ったまま本番を迎える。このプロセスで気付いたのがアイテムセットの難しさ。知らない問題が6問出るとかなりキツイ。オルタナとか何度やっても忘れるし。この、「こっちをやるとあっちを忘れ、あっちをやるとこっちを忘れる」というのにレベル1でも感じたCFAらしさを感じてしみじみしたりした。
【本番】
雨でした。コンビニで一応電池を買うも結局カバンに入れたまま会場に持っていき忘れるという失態を見せながらもなんとか。
【試験後】
ダメだったかもと思いつつ、Minimum Pass Rateに関するこの記事を見て勇気が出た。これは、複数の人に各分野の点数と結果を出してもらい、最低合格点を推定したもの。58%-63%くらいがボーダーなのでは、という。大ポカしてなければ6割くらいはなんとかとれたかなという印象だったので、これを見て意外といけたんじゃないかと思いつつ合格発表を待った。
当日は、22時からスタンバイ。すぐは来ないだろうとは思っていたが全然来ず、ネット上で次々と結果を受け取っている人・合格は先に来る、という噂を聞いてダメだこりゃと思いながら待っててもしょうがないかと12時頃就寝。最後にチェックしたのは00:10頃だったかな。その後、夜中に目が覚めてどうしても気になりメールチェックしたら00:20に合格メールが届いていた。レベル1の時には迷惑フォルダに振り分けられていたが今回はちゃんと普通のフォルダに来ていた(笑)

そんなこんなで、まとめとすると結局のところレベル1とあんま変わらないかもしれないが、
・教科書を最初読む時のノートは不要。どうしても気になるところだけまとめる。
・一方で練習問題で間違えた問題を記録するのは必要。
・長丁場なので集中できるように準備。
・電卓を忘れると終了。
・Item Setなのでトピックごとに比重でメリハリをつけつつも、超苦手・捨て問、というのは出来るだけ無くす
といったところか。
1 more step to go、ということでこれからlevel 3 candidateになるべく試験申込をする。

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